WordPress 2017年12月_脆弱性レポート  2018/1/9
2017年12月度のWordPressに関する脆弱性レポートをお知らせします。

12月度全体の脆弱性報告件数としては23件でした。11月度から2件減少しております。
個所別レポート
個所別の発生件数は、それぞれ本体が0件、テーマが0件、プラグインが23件でした。

内容ですが、本体に関しましては今月は脆弱性が発生しませんでした。
3ヶ月連続で更新がきていましたが、12月はありませんでした。

テーマに関しましても先月に引き続き脆弱性が発生しませんでした。

また先月に引き続き最多発生はプラグインとなり、脆弱性に気を配る必要があることがわかります。

トピックス
前述のとおり本体に関しましては、脆弱性が発生しませんでした。

 

テーマに関しましても前述のとおり脆弱性が発生しませんでした。

 

プラグインに関しましては、先月から2件増加し23件の脆弱性が発見されました。そのうち有名プラグインに脆弱性が発見されました。

 

1つ目は、アクティブインストール30万以上、総ダウンロード数509万以上の人気プラグイン『Captcha』にAUTHBYPASSの脆弱性が発生しております。

このプラグインは、WordPressへのログイン画面やブログのコメント投稿欄などにCAPTCHA機能を導入することができるプラグインです。

お使いの方は、バージョンの確認をすることを推奨します。

脆弱性はすでにアップデートによって修正済みで、バージョン4.4.5以上への更新によって塞ぐことができます。
(※2018年1月9日現在の最新版はバージョン4.4.5です。)

 

2つ目は、アクティブインストール5万以上、総ダウンロード数11万以上のプラグイン『Duplicate Page and Post』にバックドアが見つかる脆弱性が発生しております。
プラグイン『No Follow All External Links』とプラグイン『WP No External Links』も同じ時期に同様の脆弱性が発見されています。
上記3つのプラグインは同じ攻撃者が利用しているものと予測されています。

『Duplicate Page and Post』は、WordPressにて記事や固定ページの複製を行うことができるプラグインです。
こちら、バージョン2.1.0-2.1.1において発見されており、お使いの方は、バージョンの確認をすることを推奨します。

また、このプラグインは2017年12月14日に廃止され、ダウンロードできなくなっております。

 

3つ目は、アクティブインストール4万以上、総ダウンロード数48万以上の人気プラグイン『Top 10』にSQLインジェクションの脆弱性が発生しております。

このプラグインは、WordPressサイトへのアクセス数とアクセス数Top10を表示することができるプラグインです。

お使いの方は、バージョンの確認をすることを推奨します。

脆弱性はすでにアップデートによって修正済みで、バージョン2.4.4以上への更新によって塞ぐことができます。
(※2018年1月9日現在の最新版はバージョン2.5.5ですのでこちらの最新版への更新をお勧めします。)

 

 

その他ご利用中の方が多い以下の人気プラグインにおいて脆弱性が発見されたため旧バージョンをご利用中の方は最新のプラグインにアップデートされることをお勧めいたします。

RegistrationMagic – Custom Registration Formsにてクロスサイトスクリプティング(XSS)とSQLインジェクション
Smart Marketing SMS and Newsletters Formsにてクロスサイトスクリプティング(XSS)
Content Cardsにてクロスサイトスクリプティング(XSS)
Csv Import-Exportにてクロスサイトスクリプティング(XSS)
Apocalypse MeowにてAUTHBYPASS

内容別レポート
脆弱性の内容別発生件数は、1位がXSSで15件、2位がその他で3件、3位がSQLインジェクションとAUTHBYPASSで2件でした。

トピックス
11月度と比較して、脆弱性の数はほぼ変わりませんが1位のクロスサイトスクリプティング(XSS)が5件も増加しております。
先月2位のSQLインジェクションが4件減少して、今月は3位となりました。
脆弱性一覧
2017年12月の脆弱性一覧をまとめましたのでご参照ください。

以下リストに掲載されている本体バージョン、テーマ、プラグインがある方は、一度診断されることをお勧めいたします。

脆弱性分類ですが、掲載時点の内容の為、ご確認いただく時点で内容不明の分類が変更されている可能性もございますので、それもKYUBIにて最新の状態をご確認いただくことをお勧めします。

また、ご確認のタイミングによっては新たな脆弱性が発見されている可能性もございますので、こちらもKYUBIにて一度ご診断していただくことをお勧めします。

また、バージョンに関しましては、脆弱性情報が発見されたものを記載しておりますが、そのバージョン未満でも同様の脆弱性が発生している可能性がある為、最新版に更新することをお勧めしております。

但し、最新版でも脆弱性内容が修正されていないプラグインも少なからず存在しておりますので、対策されていないプラグインをご利用の方は、ご利用を控えるか、別の同様のプラグインに変更されることをお勧めします。

表:2017年12月度脆弱性一覧

発見個所
脆弱性分類
脆弱性のある本体・プラグイン・テーマの名称
発見されたVer.

プラグイン
UPLOAD
AccessPress Anonymous Post Pro
 3.2

プラグイン
XSS
WordPress Concours
1.1

プラグイン
XSS
WP Mailster
1.5.4

プラグイン
XSS
Smart Marketing SMS and Newsletters Forms
1.1.1

プラグイン
XSS
Custom Map
1.1

プラグイン
UNKNOWN
Duplicate Page and Post
2.1.0-2.1.1

プラグイン
XSS
Content Cards
0.9.6

プラグイン
UNKNOWN
No Follow All External Links
2.1.0-2.3.0

プラグイン
XSS
mediaburst-email-to-sms
 3.0.0

プラグイン
XSS
mediaburst-ecommerce-sms-notifications
 2.4.2

プラグイン
XSS
gravity-forms-sms-notifications
 2.4.0

プラグイン
XSS
fscf-sms
 2.4.0

プラグイン
XSS
formidable-sms
 1.1.0

プラグイン
XSS
Csv Import-Export
1.1

プラグイン
XSS
contact-form-7-sms-addon
 2.4.0

プラグイン
XSS
clockwork-two-factor-authentication
 1.1.0

プラグイン
XSS
booking-sms
 1.1.0

プラグイン
AUTHBYPASS
Apocalypse Meow
21.1.3-21.2.7

プラグイン
UNKNOWN
WP No External Links
4.2.1-4.2.2

プラグイン
SQLI
RegistrationMagic – Custom Registration Forms
3.8.0.4

プラグイン
XSS
RegistrationMagic – Custom Registration Forms
3.8.0.4

プラグイン
AUTHBYPASS
Captcha
4.3.6–4.4.4

プラグイン
SQLI
Top 10
2.4.3