WordPress 2018年3月_脆弱性レポート  2018/4/4
2018年3月度のWordPressに関する脆弱性レポートをお知らせします。

3月度全体の脆弱性報告件数としては18件でした。2018年2月度から3件増加しております。
個所別レポート
個所別の発生件数は、それぞれ本体が0件、テーマが0件、プラグインが18件でした。

本体に関しまして、今月は脆弱性が発生しませんでした。

テーマに関しましても脆弱性が発生しませんでした。

先月に引き続き最多発生はプラグインとなりました。
後述致しますが、今月は有名なプラグインにて脆弱性が発生していますので、気を配る必要があります。

トピックス
前述のとおり本体に関しましては、脆弱性が発生しませんでした。

しかし、先月に発見されたDOSの脆弱性は、いまだに存在しております。

詳しくは、こちらの「2018年2月度 WordPress脆弱性レポート」ご覧ください。

 

テーマに関しましても前述のとおり、脆弱性が発生しませんでした。

 

 

プラグインに関しましては、先月から6件増加し18件の脆弱性が発見されました。そのうち有名プラグインに脆弱性が発見されました。

 

1つ目は、アクティブインストール100万以上、総ダウンロード数2110万以上の人気プラグイン『NextGEN Gallery』にBYPASSの脆弱性が発生しております。

このプラグインは、多くの写真や画像を使ったギャラリーを作成し記事に簡単に設置することができるプラグインです。

お使いの方は、バージョンの確認をすることを推奨します。

脆弱性はすでにアップデートによって修正済みで、バージョン2.2.50以上への更新によって塞ぐことができます。
(※2018年4月4日現在の最新版はバージョン2.2.54ですのでこちらの最新版への更新をお勧めします。)

 

2つ目は、アクティブインストール100万以上、総ダウンロード数990万以上の人気プラグイン『Duplicator』にXSSの脆弱性が発生しております。

このプラグインは、WordPressで構築したサイトを丸ごとコピーできるプラグインです。

お使いの方は、バージョンの確認をすることを推奨します。

脆弱性はすでにアップデートによって修正済みで、バージョン1.2.33以上への更新によって塞ぐことができます。
(※2018年4月4日現在の最新版はバージョン1.2.34ですのでこちらの最新版への更新をお勧めします。)

 

3つ目は、アクティブインストール90万以上、総ダウンロード数1310万以上の人気プラグイン『iThemes Security』にXSSの脆弱性が発生しております。

このプラグインは、セキュリティ対策とデータベースのバックアップができるプラグインです。

お使いの方は、バージョンの確認をすることを推奨します。

脆弱性はすでにアップデートによって修正済みで、バージョン6.9.1以上への更新によって塞ぐことができます。
(※2018年4月4日現在の最新版はバージョン6.9.2ですのでこちらの最新版への更新をお勧めします。)

 

その他ご利用中の方が多い以下の人気プラグインにおいて脆弱性が発見されたため旧バージョンをご利用中の方は最新のプラグインにアップデートされることをお勧めいたします。

Category Order and Taxonomy Terms OrderにてRCE
MainWP ChildにてAUTHBYPASS
WP Retina 2xにてクロスサイトスクリプティング(XSS)
WP Job ManagerにてPHP Object injection
Events Managerにてクロスサイトスクリプティング(XSS)

内容別レポート
脆弱性の内容別発生件数は、1位がXSSで9件、2位がその他で3件、3位がAUTHBYPASSで2件でした。

トピックス
2月度と比較して、クロスサイトスクリプティング(XSS)以外の脆弱性が増加しております。

クロスサイトスクリプティング(XSS)の発生件数は、先月と同じでした。
脆弱性一覧
2018年3月の脆弱性一覧をまとめましたのでご参照ください。

以下リストに掲載されている本体バージョン、テーマ、プラグインがある方は、一度診断されることをお勧めいたします。

脆弱性分類ですが、掲載時点の内容の為、ご確認いただく時点で内容不明の分類が変更されている可能性もございますので、それもKYUBIにて最新の状態をご確認いただくことをお勧めします。

また、ご確認のタイミングによっては新たな脆弱性が発見されている可能性もございますので、こちらもKYUBIにて一度ご診断していただくことをお勧めします。

また、バージョンに関しましては、脆弱性情報が発見されたものを記載しておりますが、そのバージョン未満でも同様の脆弱性が発生している可能性がある為、最新版に更新することをお勧めしております。

但し、最新版でも脆弱性内容が修正されていないプラグインも少なからず存在しておりますので、対策されていないプラグインをご利用の方は、ご利用を控えるか、別の同様のプラグインに変更されることをお勧めします。

表:2018年3月度脆弱性一覧

発見個所
脆弱性分類
脆弱性のある本体・プラグイン・テーマの名称
発見されたVer.

プラグイン
LFI
Site Editor
1.1.1

プラグイン
XSS
WP Site Protect
1.0

プラグイン
FPD
File Manager
5.0.0

プラグイン
SQLI
WP Support Plus Responsive Ticket System
9.0.2

プラグイン
UNKNOWN
WP Security Audit Log Plugin
3.1.1

プラグイン
XSS
WP Retina 2x
5.2.0

プラグイン
UNKNOWN
WP Job Manager
1.29.2

プラグイン
XSS
Import any XML or CSV File to WordPress
3.4.5

プラグイン
XSS
Import any XML or CSV File to WordPress
3.4.6

プラグイン
RCE
Category Order and Taxonomy Terms Order
1.5.2.2

プラグイン
AUTHBYPASS
Super Socializer
7.10.6

プラグイン
AUTHBYPASS
MainWP Child
3.4.4

プラグイン
XSS
Dave’s WordPress Live Search
4.5

プラグイン
XSS
Activity Log
2.4.0

プラグイン
XSS
Duplicator
1.2.32

プラグイン
XSS
Events Manager
5.8.1.1

プラグイン
BYPASS
NextGEN Gallery
2.2.46

プラグイン
XSS
iThemes Security
6.9.0